あと 少し もう少し

【楽天市場】新潮社 あと少し、もう少し /新潮社/瀬尾まいこ

あと 少し もう少し

市野中学の駅伝チームは、誰かの気持ちが折れそうになったとき、すかさず誰かが手を差し伸べる…自然にそういうチームになっていました。 顧問は全く陸上とは縁がなく、威厳も足りない美術の教師。 気持ちがいいなあと感じた点は色々あって…… 登場人物がみんな「いい人」で、その人の良さがさりげなく小さなエピソードで示されている。 カナリヤ(オリジナルカラオケ) 収録アルバム [ ]• 渡部孝一(わたべ こういち) 市野中学部の3年生。 僕が一番近いのは太田。 桝井くん1人の力でもなく、上原先生1人の力でもない。 以前「君が夏を走らせる」を読んだのだが、この話に出てくる「大田」のスピンオフ小説だったので、知っていたら、こちらを先読んだのに〜…とちょっと悔やまれた。 かつて自分も中学生で、何かに熱中したり、悩んだり、反抗したり、不安定な時期を乗り越えて大人になったことを彼らを見ていて思い出した。 0 km) 参考: ハードカバーと文庫のデザインがかなり違う作品 ハードカバー表紙 文庫表紙 あらすじ 陸上部の鬼顧問が異動で別の学校に行ってしまった。 前の場面で読者が想像していた内面と全く違うものが描かれることもあれば、自分が15歳の時に戻ったかのように共感できる青春の揺らぎが見えることもあります。 「日向」という名前そのままに、周りを優しく温かく照らせる人になれ、という 両親の願いに縛られ、トラウマと貧血を抱えながら、それでも爽やかに振舞う桝井。 父親とケンカをしたことがあった。 いわゆるマジメ系クズ。 年々生徒が減るので、部員も少ない。 陸上部以外からなんとかメンバーを集めたが、 気弱、 喫煙不良、 頼まれたら断れない人、 唯我独尊、協調性なし吹奏楽部、 陸上部二年、 陸上部部長 の六人。 そういうのを思い出してちょっとしんみりもする。 瀬尾まいこさんらしい中学生を描いていく。 というのも、坂井さんは曲によって歌い方であったり、声色を変えており、「二年前の失恋を引きずる女性」であったり「ポジディブ思考なOL」などその歌い分けのバリエーションはかなり豊富であり、のアクターであると言える。 先生にひどいことを言ってしまうほど思いつめていた桝井が最後に走ることの楽しさ、みんなで走ることの喜びを思い出すことができて良かった… そして、先生をフォローする渡部の優しさにホロリとしてしまいます。 陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。 いじめられっ子回避のためならどんな努力も厭わない情けないやつ、 と自分を決めつけているけれど、仲間をいつも公平に見守っている設楽。 2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。 駅伝のことを全く知らないで顧問になった美術教師の上原先生も のほほんとしているようで、人間観察の目が鋭くて ここぞ!という時、素知らぬ顔でいつのまにか手を差し伸べているのが素敵。 これらの言葉は生徒のことをよく観ているからこそ発することの出来る言葉であり、だからこそ生徒にも先生の思いが伝わるのだと感じます。 もう少し あと少し…(オリジナルカラオケ)• 3区:ジロー Noと言えないジロー。 脚注 [ ]. すげえよ、これは。 「あと少し、もう少し」や「風が強く吹いている」など、駅伝をテーマにした小説は多くあります。 私が許可する。 ——- 中学最後の駅伝に思いを馳せる、主人公の桝井くん。 』という一途な気持ち。 本作はZARD自身6番目のヒット曲となっている。 内に様々な葛藤を抱えながら、時に反発し合いながら共に走り、皆で県大会出場を目指す。 4区:渡部 渡部の理想としている姿 がんばることが格好悪い。 設楽はプレッシャーや恐怖で頑張れるタイプだけど、この駅伝を通してそんな設楽と大田の気持ちが繋がって、ライバルとして認められたいという気持ちで踏ん張ります。 「やってもできない」ことを認めるのが怖くて、投げ出すことに慣れ 金髪のヤンキーとして暴れ回ってはいても、実は人恋しくて情に篤い大田。 93年当時なのでインターネットも盛んではないし、電話帳?登記簿?主人公と男が同郷ならば「俺あの辺りが実家なんだよね」という会話が交わされていれば、土地勘を元に大体の位置関係を特定できるのかも。 感想の感想 練習中の同じ出来事でも視点によってとらえ方が違う。 自分を変えたくて走っている者。 元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。 で、駅伝と言えば超が付くほどに有名な作品がある。 いつもと同じように「がんばって」と「あと少し」を繰りかえしている。 主人公目線で言うならば、 「もう少しだけそばにいさせて。 でもそれが伝わらない限り、他の人はそれぞれのロジックで片付けてしまう、これが誤解を生みます。 寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。 主人公で部長の桝井を軸に、各区間を担当するランナーの心の動きやチームのあり方の変化が丁寧に描かれます。 わかるわー。 こんな素晴らしい作品の面白さを失わせることなんて、私には到底できない。 では何故男の実家が分かったのか。 そんな彼らのまさに青春をかけたこの物語に、まぶしくて、輝く光に溢れたかけがえのない時間を共有させていただきました。 でもそれでも先を知った状態で読むのと、登場人物と同じレベル作品世界に翻弄されるのでは、 読書体験の濃度が違うだろう。 陸上のことがわからないため、これまで満田先生の指導を受けてきた生徒の中には不満を漏らすものも。 どちらの作品も読み終えた私は言いたい。 瀬尾まいこ(せお まいこ) 1974年、大阪府生まれ。 先生たちがいい。 今のご時世でこれは希有なことですよ。 本当は世話好きな一面を持つが、人に踏み込まれるのを嫌い、祖母と2人暮らしという家庭環境についても学校では表に出さないようにしている。 仲田真二郎 (なかた しんじろう) 市野中学のバスケ部部長の3年生。 フランクでお茶目で、でもしっかり生徒を一人と人間として尊重して見てる(ような気がする)。 自分は1人のようでも、決して1人ではない。 小学校6年生のときの駅伝大会で、大会1か月前に出場人数が足りなくなったため、急きょ走ることになったが、その大会では賞をとり周りを驚かせた。 ・購入金額が100円 税込 に満たないお買い物はポイント対象外となります。• わかるわー。 それぞれの走者の特徴が本当に上手いところを突いていて、まるで中学生のときの自分を見るかのようで、悶ながら読んでしまった。 坂井は「間奏のスチールギターに哀愁が漂っていますよね。 走者ごとに始まりがあり、終りがある。 性格も走りもバラバラの生徒たちが集まって結成された駅伝チームですが、練習を重ね、時間をともに過ごすうちに1つにまとまっていきます。 ・この検索結果を元に商品ご購入される際には、ご自身でも各商品の詳細についてご確認ください。• それだけしか開放しないで、生きていけるわけないのにね」 もうすぐ本番を迎える大事な場面で、駅伝とは無関係な話をされていると感じる桝井。 その風貌もあり周囲からは恐れられている。 『僕』『俺』『俺』『俺』『僕』『おれ』の6人が繋ぐ襷 たすき。 俺にこんな機会を与えてくれた桝井に、俺に襷を繋げてくれた設楽に。 しかしだ。 それに合わせて第一人称が区間毎に切り替わっていきますが、これが絶妙です。 ひとつになる思いに胸が熱くなる。 彼らが必死の思いでつなぐ襷に、中学生っていいなぁと思いながら読んだ。 部長の桝井をアンカーの6区に。 もともとアマゾンのレビューでも高評価を連発している名作である。 ——- 駅伝の1〜6区をつなぐ彼らの気持ちを襷に乗せて、次の人にへと渡す。 同舞台で起こるひとつの事件に対して、いくつかの視点から順次描いていく、という手法は、物語世界の深さを出したり、没入感を出すための演出として、よく使われる。 今だって仲間と笑って遊んでいれば楽しい。 桝井や俊介、上原先生に説得され、駅伝チームに参加することになった。 そして、繋げたい、ジローに。 ( 1,2)• この作品では、そんな彼らの駅伝のスタートからゴールまでを、それぞれの過去の記憶を織り混ぜながら描いて行きます。 わかるわー。 5区:俊介 駅伝メンバー唯一の二年生。 このとき周囲には本当のことを告げず、投げ出すような形で走るのをやめてしまった。 まさか、世の中には叩かれるのが好きなヤツも居るなんてなぁ 多様性だよなぁ ジローは親の指示を受け入れて、 自分流に落とし込んでいるのがえらい。 ぜひとも読んで確認してもらいたい。 」 つい最近まで中学校の教壇に立たれていた瀬尾さんが どれだけ中学生たちを眩しく温かく見つめていたか、 中学生というかけがえのない時期を輝かせようと、どんなに心を傾けていたかが 仲間に襷をつなごうと走る、中学生たちの頭の中に響き渡る言葉に滲み出ていて 何度もぽろぽろ泣いてしまった。。。 ネタバレという言葉があります。 苦心の上で今の自分を作り上げ、頑張ってる姿は見せたくない渡部、4区。 この事は2004年放送の『』でも取り上げられた。 ( 1) カバー [ ] 曲名 アーティスト 収録作品 発売日 備考 もう少し あと少し… 『』。 でも、ちょっとばかし 私が小説に求めるような面白さとは違っていた、というだけの話であり、本当の意味での優劣なんて付けられない…とフォローを入れておこう。 あなたは困るかもしれないけど、それくらいのわがままくらいは言っても良いよね?」といった具合だろうか。 そのとき一緒に走った桝井に声をかけられ、市野中学陸上部に入部。 駅伝の襷のように話がバトンされていく。 間奏でのが入る以外はで構成されている。 ( 1)• 襷と共に託すそれぞれの思い。 駅伝を走る6人の中学生のお話。 こんな場面を始めとして「この小説は中学駅伝の小説ですよ」と簡単に紹介できない感情の深みがある場面がいくつもあって人間模様を読ませるのです。 上の大会に進んであと少し大田にこういう思いをさせてやりたい。 実際、アニメ向きの作品だと思う。 中学3年時の地区大会では1区の後輩がライバル校から数秒差の2位で襷を渡してくれました。 それぞれに共感しながら、自分に近い感性を持つキャラクターには特に思い入れが深くなるのも面白いですね。 思春期にありがちなそんなぬるい思考じゃない。 やはりいい、構成 なんていっても優しいわ。 次から次へと困難が降りかかったり、突然不運な出来事があったり、というようなあざとい展開なしで、きちんと物語になっている。 でも、もっと深い楽しさがあることも知っている。 ・・・あんなに必死で隠していたのに、俺の周りを渦巻いていたどろどろとしたものは、表に出たとたん、取るに足らないものに変わっていた。 ふるさとの407. そして、襷 たすき は渡された 『僕は残っていた力の全てをこめて、足を前へと進ませた。 そんな年に中学校生活最後の学年を迎えた陸上部の部長、桝井日向(ますいひなた)。 セレクションアルバム『』には両曲収録されている。 走っているシーンには、もちろん感動したけど、私が一番共感し、心を打たれたのは、いつもみんなから離れ、斜に構えていた渡部君が、自分の内面をさらけ出したところだ おばあちゃんと二人でかわいそうとか、親に捨てられたんだとか思われないように、必死な感じを消して、余裕を身にまとって、ガツガツせず、複雑な家庭環境と程遠いやつになろうとした。 こういう群像劇,ものすごく好きです。 設楽亀吉(したら かめきち) 桝井と同じ小学校出身。 もくじ• 1区:設楽 気弱な性格。 無駄に思えることを積み上げて、ぶつかりあって、苦労して。 4区 渡部• 小説みたいにうまくいかなくても想いはちゃんと伝えていたんだろうな。 あと少し、もう少し、みんなと走りたい。 陸上部員だけで6区間の走者をそろえることができず、他の部活動から走れる生徒を連れてきて練習に励む。 俊介の抱える桝井への好意など中学生が抱える微妙な気持ちも描かれていて、ただすかっとするだけではなくて、胸に刺さるような場面で余韻も広がります。 思春期特有の誰もが持つ悩みを、 中学生&駅伝で落とし込んだところが良い。 『あと少し、もう少し』は、読んでいて温かい気持ちになる小説です。 他校の先生がこだわりなく練習メニューを教えてくれるっていうのにも、なるほど、中学校ってそうだろうなあと妙に感心した。 あらすじ 全校生徒数百五十人ちょっと。 純粋無垢の象徴である「少女」とのすれ違いを描くことで、過去の自分を回顧すると共に、もう戻れないところまで来てしまったという心情を表しているのかもしれない。 県大会出場を目指して、学校の伝統と名誉のために臨時編成されたチーム。 今年に入ってから調子が悪く、記録も伸び悩んでいた桝井。 かたや中学生、かたや大学生の違いはあるものの、どちらも駅伝を扱った小説の名作と呼ぶに相応しいと思う。 あとに来たのは駅伝ドシロウトの美術教師 上原。 襷を繋ぐ順に語られる設楽と大田、大田とジロー、ジローと渡部、渡部と俊介、俊介と桝井、6人それぞれのエピソードもよかったなぁ。 2区:太田 小学生時代はなんでもソツなくこなせていたタイプ。 寄せ集めだからこそ、走ることを極めつつある陸上部と、走ることを新鮮な感性でとらえていく素人の生徒が混ざり合い、青春の微妙な機微をみずみずしく表現しているのが面白い。 そこが面白い。 きまぐれな九月の雨に 白い傘の少女がすれ違う 探してた 二人の行方 ゆくえ 今はまだ 知りたくない あなたの揺りかごの中 そっと眠りたい 心に秘めた涙忘れ もう少し あと少し 愛されたい いけない恋と知っても もう少し あなたのこと 困らせたい この愛止められない 想い出の神戸の街で あなたへの手紙したためています 忘れようと 何度もしたわ その方が楽になれる 追伸:あなたの生まれた家を見てきました なんだか 切なくて懐しかった… もう少し あと少し そばにいたい 叶わぬ夢と知っても そう少し あの女性 ひと より 出逢う時が 遅すぎただけなの もう少し あと少し 愛されたい いけない恋と知っても もう少し あなたのこと 困らせたい この愛止められない. どうだ、30過ぎのオッサンを悶えさせる小説なんて見たことあるか。 ・実際の製品イメージ、カラーとは異なる場合があります。• 1区から6区。 駅伝の練習に参加し、素直な性格の俊介と関わるうち、少しずつ心を開いていく。 たぶんそれが功を奏したと思う。 一方で、みんなそれぞれに悩みや鬱屈があるのだが、でも、それにつぶされない力をそれぞれのかたちで持っている。 国語入試問題によく出る本 高校国語入試問題に出典 【2018年】沖縄県 【2013年】福島県/兵庫県/大分県 私立中学校国語入試問題に出典 【2015年】駒込中学校/南山中学校女子部 本をチェックする. 駅伝だけじゃない。 2区 大田• 頼まれたら断らない…、明るくムードメーカーのジロー、3区。 最高の読書体験をさせてもらった。 ちょうど今の私と同じくらいの年齢である。 このままでは大会に出場することすら出来ないかもしれません。 でも読み進めるうちにすぐに分かった。 わかるわー。 あんまり立派じゃないところがいい。 俊介(しゅんすけ) 市野中学の2年生。 区間を走っている最中は彼らの胸中が語られる。 あらすじを把握して読んでもきっと楽しめたはずである。 僕もね、『自分がやられて嫌なことは他人にやるな』 という教訓に雁字搦めにされて 一時期、コミュニケーション不全だったよ。 上原先生が、ここで桝井に伝えたいことは何なのか? 上原先生の思いは、果たして桝井に伝わるのでしょうか? そして、市野中学は県大会に出場することが出来るのでしょうか? 主な登場人物 桝井日向(ますい ひなた) 全校生徒が150人ほどの市野中学に通う3年生。 変態だけこっちにいらっしゃい。 県大会に出場し、少しでも長くチームのみんなと練習に打ち込みたい。 最高の盛り上がりでした。 で、このキャラたちがまたいい。 2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。 さて問題の、『白い傘の少女がすれ違う』の部分であるが、私なりの解釈で述べると、いけない恋をするある種、「黒い」主人公の対比としての、「白」い傘の少女なのではないだろうか。 サビの出し惜しみをしない 駅伝をテーマにした作品なので、作品のサビとも言える部分は もちろん駅伝レース本番である。 環境ではなく構えた中学の時の自分がいた それは明かさない。 駅伝部のみんなと過ごす時間が「自分」をあぶり出し、自分の悩みと向き合うことになるのだが、ただがむしゃらに走るうちに、いつしか「自分」が悩みを追い越していく。 後輩に自らアンカーを明け渡そうとする気持ち。 人知れず苦労しているところを知られるなんて、俺にとっては死活問題になる。 頼まれたら断るな」という母の教えを 素直に守ってすくすくと成長し、周りの空気をいつも和らげるジロー。 臨時編成の駅伝チームの6人、すっかり調子を取り戻した設楽、他を寄せ付けないパワフルな走りを見せる大田、一本筋の通った根性のあるジロー、スマートさに磨きのかかった渡部、本番に向けて勢いを増すばかりの俊介、そして何故か調子の上がらない桝井が順番に描かれて行きます。 自分には出来そうにないと感じると、それが表に出る前に投げ出してしまう性格。 中学ではバスケ部からバレー部へと転部。 走者6人それぞれが違う問題を抱えていて、それぞれの覚悟を持って駅伝に参加している。 そして結果をニュースで知ってしまった後に再生しているのを見て当時の私にはその行為が全く理解できませんでした。 一番盛り上がる部分なのだから、本来であれば作品の一番最後に取っておくのが常套手段だし、読者としても最後の楽しみとして待っていたい部分がある。 各区ごとに章立てされていて,その区の選手が主人公となるスタイルの小説。 みんなの期待は 俺の力よりもずっと大きな何かを動かしてくれる。 それだけだ。 全部入ってます 『風が強く吹いている』ほどではないが、『あと少し、もう少し』の走者たちも色とりどりのキャラが揃っている。 迷惑をかけたくないという制約を努力に昇華しているのがえらい。 「あと少し、もう少し」と中学生が持っている可能性を広げていった。 その後陸上部に入部し、2年生では唯一の駅伝チームメンバーとなった。 自分自身が辛いときでさえ、それを隠し、表に出そうとしない桝井くんに、上原先生はちゃんと気づいていました。 転勤で市野中学校を去ってしまった満野先生に代わって陸上部の顧問になったのは、元・美術部顧問の上原先生。 今でこそ他人の視線を気にしないようになったけど、 学生時代は他人の顔色をうかがう人生だったわ。 免責について(注意事項)• 「中学生を扱った小説の美味しいところ」が全部入っていると言っていいレベル。 作中ではあまりフォーカスされていないけど、 彼女には彼女の駅伝に対する悩み、あったんだろうな。 ・クーポンの有効期間中であっても利用枚数の合計が先着人数に達した時点でクーポンは利用できなくなりますのでご注意下さい。 2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。 実は今回紹介する『あと少し、もう少し』だが、事前にあらすじさえも知らない状態で、まったくの手探り状態で読み始めた。 駅伝についても同様だが、他の中学の先生に教えてもらいながら顧問として少しずつ成長している。 おもしろかった! 熱かった! 感動した! まるで、一昔前の青春ドラマを見ているようだった いい年になっても、若者が何かに夢中になっている姿には、素直に感動する 陸上部員は3人だけあとの3人は急場しのぎで集められた駅伝チームとこれまた陸上のりの字も知らないような美術担当の上原先生 が県大会出場権を獲得するべく中学校最後の駅伝大会に挑む 6人の中学生が、6人6様で、興味深い 6人は、自分に襷を繋げてくれた友の思いを受け取り、自分を待っている友の元へとひたすら走り、襷を繋げる その描写が、ジーンと胸を熱くする 応えたい。 どの子が好きかと聞かれれば、もう6人とも大好きです! 性格も部活も家庭環境もバラバラの6人で、さまざまな想いを抱えていますが、気付けば最後にはみんながみんなのために、自分のために走るようになります。 駅伝小説なら三浦しをんさんのものが記憶に新しいがこちらは中学生駅伝である。 いくつも印象的な場面があるけれど、上原先生を慰めようと校門で待ってる渡部君とか、差し入れに来たお母さんと笑いあうジロー君なんか、ちょっと泣けてくる。 それぞれが、まわりには分からない自分だけの悩みを抱えている。 そして、何にも知らずに陸上部の顧問になってしまった上原先生がいいなー。 ああ、いいもの読んだなあと気持ちがぽかぽかした。 しかも2作連続で読んでみた。 大田が怖いからじゃない。 冒頭であらすじを読まない方が楽しめると書いたばかりで申し訳ないが、若干内容に触れる。 2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。 それは『 』だ。 舞台は中学駅伝。 「あと少し、もう少し」も読み終えて感じた。 アニメ化だってしてるし。 この6人をつなぐタスキと駅伝への思い。 分かるわー、分かるわーって読み進めてた。 しかし頼りにしていた顧問が辞めて、代わりにやってきたのが、元美術部顧問の上原先生。 上原先生(うえはらせんせい) 20代後半の女性の美術教師。 先生や家族をはじめチームメートの仲間は、自分が思っている以上に自分のことを考えてくれているのではないか、理解してくれているのではないか。 「そうだなあ。 18kmを走る中学生の駅伝大会。 ( 1)• ただ、上原の声はいつもと違って震えている。

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